2016-07-28

《福島うぶすなフェス「よみがえりの風」》

8月20日(土)に一夜限りのイベント《福島うぶすなフェス「よみがえりの風」》が開催されます。


この企画は、福島で活動されている詩人、及川俊哉さんを中心に設立された「ことのは」という団体の初めての主催事業で、「詩と踊りと音楽」による公演です。


及川さんとは、3年前、ワタリウム美術館で行なわれた「寺山修司展」の関連イベントで、詩人の城戸朱理さんとコラボレーションした時に初めてお会いしました。


以来、さまざまな交流を重ねてきましたが、昨年、仙台ポエトリーフェスで初共演し「現代祝詞とオイリュトミー」というパフォーマンスを行ないました。


今回の公演は、及川俊哉さんの朗読と、野口泉、定方まこと、鯨井の3名のオイリュトミスト、そしてCORVUS作品や《タマユラ》でも共演しているピアニスト、二瓶通さんとのコラボレーションになります。


会場は福島市の本法寺。
福島駅近くにある、百人以上は入れそうなとても大きなお寺です。


演目は、及川さんが唱える、蝦夷の神アラハバキの復活を願う「現代祝詞」や、詩集「ハワイアン弁財天」、そして二瓶さんの演奏するJ.S.バッハのシャコンヌ・ブゾーニ版など。


2011年の大震災と原発事故以降の福島の地から、いま、新たに未来を生み出そうとする切実なエネルギーを共に感じ取り、そのことに真剣に、そして真摯に向き合いながら創っていきたいと思っています。


そして、8/20日には、多くの方とその現場を共有できることを心から願っています。




0 件のコメント:

コメントを投稿